ノンフィクションもビジネス書もいいけれど、想像力の世界に浸かるのが読書の楽しみ!ということで、小説を紹介します。
私のお勧めは、『グッドラックららばい』(平安寿子・著、講談社文庫)です。
舞台は現代日本、物語は4人家族(父・母・姉・妹)の母親が家出してしまったところから始まります。
取り残された3人はどうするか。悲しむか?それとも母親を必死で探しに行くか?
答えは「母親は放っておいて、自分たちの生活を続ける」――常識では考えがたい行動です。なぜなら、この小説はとんでもない人たちの話なのですから。
流れに任せて各地を放浪する母、貯金が趣味の父、男から男へと渡り歩く姉、現実的でハングリーな妹――ひと癖もふた癖もある人たちの物語は笑いを誘いつつも、シビアな一言を暗に示しています。
その一言とは、最終章のタイトル「どうぞ勝手に、グッドラック」。
どうぞご勝手に。だって、家族は家族で、自分は自分だから。人は一人で生まれて一人で死ぬんだし。――突き詰めていくと、そんな言葉が浮かんできます。
ひとしきり笑ったあと、ふと自分の人生というものを考えさせられる。
読む人の心を、揉んでほぐして気持ちよくさせて、さらにパンチを与えて目を覚まさせてくれる。そんなパワーのある小説です。
私のお勧めは、『グッドラックららばい』(平安寿子・著、講談社文庫)です。
舞台は現代日本、物語は4人家族(父・母・姉・妹)の母親が家出してしまったところから始まります。
取り残された3人はどうするか。悲しむか?それとも母親を必死で探しに行くか?
答えは「母親は放っておいて、自分たちの生活を続ける」――常識では考えがたい行動です。なぜなら、この小説はとんでもない人たちの話なのですから。
流れに任せて各地を放浪する母、貯金が趣味の父、男から男へと渡り歩く姉、現実的でハングリーな妹――ひと癖もふた癖もある人たちの物語は笑いを誘いつつも、シビアな一言を暗に示しています。
その一言とは、最終章のタイトル「どうぞ勝手に、グッドラック」。
どうぞご勝手に。だって、家族は家族で、自分は自分だから。人は一人で生まれて一人で死ぬんだし。――突き詰めていくと、そんな言葉が浮かんできます。
ひとしきり笑ったあと、ふと自分の人生というものを考えさせられる。
読む人の心を、揉んでほぐして気持ちよくさせて、さらにパンチを与えて目を覚まさせてくれる。そんなパワーのある小説です。
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